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ワカサギ用電動リールの動力ユニット

プラレールの動力車

CIMG5525_resize1.jpg

 ワカサギ用電動リールを製作する場合、一番のキモはスプールをいかにしてフリーにするか。と言う部分にそれぞれの特徴がありこだわりの部分が出ると思います。

・スプールは固定でモータ自体を移動させてスプールとの間を開けたり。
・モータは固定でスプルーを動かしてフリーにしたり。
・そのスプールもレバーで操作するのもあれば、逆さにしてロック外したり。

等々それぞれ苦心するところがココでしょう。

そこでプラレールの機構に目を付けたわけですが。


 プラレールの機構は電池で走らせるだけでなく、OFFのときは車輪のロックがフリーになり、子供が手で転がして遊べる点にあり、この機構の特徴をワカサギ用電動リールに当てはめれば、スプールのフリー機構に置き換えることが出来、ワカサギ用電動リールに流用するには好都合な点です。

 難点はフリーの状態でも歯車を3ヶほど引きずっていますのでその分が抵抗になり、軽いオモリでは落ちないか、落ちても落とし込みのスピードが遅くなり、いずれにしてもそのままでは具合が悪いのでこの部分の改造/調整がキモになります。そこさえクリアーできればレバー操作オンリーでロック/フリーが出来る電動になります。

 軽いオモリを効率よく落とし込む一助として、物体(車軸)を回転させようとする能力は、力のモーメント(N = r × F)から言っても軸から遠い方が効果が大きくなり、スプールの径は極力大きく取る方が落とし込みに有利になるので、このプラレールのモーターユニットを使用する場合は大きいスプールが適していると言えます。

 その理由はオモリに関しては、歯車を調整すれば0.5gもあれば優に落下しますが、
それは大気中での話しであり、
実際は、何百倍も高い水の抵抗が掛かるので軽いオモリの落下スピードは、どれだけスプール回転の抵抗を減らしても早い時点で限界点が出てきます。
つまり、
オモリの落下スピードよりも、慣性の法則によって回転速度が付いたスプールが、実際にオモリが引っ張り落ちるライン放出量を追い越してバックラッシュ状態になってしまうと言うことです。

これは大口径のスプールを使用しているが故に起こる現象の様で、初めからラインの放出量が少なく、それ自体がキャスコンの様な役目を果たす小口径のボビンではまず起こらない現象でしょう。
逆に言えば、小口径のボビンでは極力スプール回転の抵抗を減らさなければ落下スピードの遅いリールに成ってしまう。とも言えます。

このような特徴から、大口径のスプールを使用している場合、3ヶほど引きずっている歯車の抵抗がキャスコンの様な役目を果たしてちょうど良いバックラッシュ防止のブレーキとなり、
落下スピードとスプルー回転との釣り合いを取ってトラブルのない落とし込みと相成るわけです。

この事からもプラレールのモーターユニットを使用する場合は、大きなスプールが適しているのであり、
仮に小口径にした場合、キャスコンの利きが強すぎてラインが出て行かないリール。という事になってしまうのです。




 ギア間にドラグ機能が付いているのは何とも有りがたいところです。
子供がギアが入ったまま無理矢理動かしても歯車が壊れないようにという配慮だと思います。


ラインストッパーにキルスイッチを付けていますが、仮にキルスイッチが効かなくても
ドラグが働くのでライン切れを防ぐことが出来ます。

プラレールの動力ユニットはギアを数個介在した駆動ですから、ゴム駆動とは比較にならない
巻き上げトルクにより、遊びのないリジェットな引き味を出す利点があるのですが、
もしギア間にドラグ機構が無ければ、気を抜いて巻きすぎる度に
ラインストッパーでその都度ラインをブッチ切ってしまう、使い勝手の悪い電動になったでしょう。

特にキルスイッチ無しの軽量型では重要な仕掛けです。


当然ですが歯車の間にセットされている物ですからドラグは固定です。堅すぎず緩すぎずちょうど良いです。
デカい外道が掛かってもドラグがちょうどよく働くので、その点でも都合がよい機構です。

CIMG5872_resize1.jpgCIMG5873_resize1.jpg
ギア間のドラグとは、凸と凹の刻みをスプリングで押しつけて、通常は共に回転しているが、
一定以上の力が加わると凸と凹の釣り合いが取れなくなり、お互いを乗り越えて空転するという仕掛け。

スプリングの強さや、凸凹の形状や深さでその力が変わる。
写真では上の方が強い。
こういった既成の工業製品を改造する場合、強い物を弱くするのは容易だが、逆は手間が掛かる。



プラレールのモーターユニット
 プラレールが何種類発売されて、動力付き車両が何両あるのかは知らないですが、動力付き車両単体で購入できる物はカラーリングの種類はべつとして、形状では数種類ではないでしょうか。

 下のEF66型は単体で発売されていましたが、上の のぞみ型は動力付き車両と中間車両、後方車両の三両でワンセットで発売されています。

これは子供が小さかった頃の物が家にあったのでそのリサイクルでしたが、新たにワカサギ用電動リールに流用する場合、残りの二両は全くの無駄になってしまうのが難点ですね。しかも単車両で売っているのは、EF66やDD15、DE10、C12機関車など、三両でワンセットで売られている新幹線や編成車両に比べてすごく小さいので、これにDCモータコントローラを組み込むのはチョッと難しいのではないかと思います。
もっとも外部電力でそこにDCモータコントローラを組めば問題はないですが、それでもEF66は持った感じが悪いですから作る気がしません。
動力ユニットだけ取って、新幹線系の後方車両に組み込んだ方が得策かと思います。


 また動力ユニット個々にも種類がありますので注意が必要です。
走行スピードの出る新幹線系はどれを使用しても問題はないのですが、
(※後に2スピードユニットは静止状態でギアが入りにくいと言う問題が判明したので、新幹線系ならどれでもと言うことでもないので注意願いたし)

私の知るところ
DD15、DE10、C12機関車
(たぶん、トーマス系も)の駆動ユニットはウォームギアを使用しているため
走行スピード=巻き上げスピードが遅いので電動リールには使えないと思います。


CIMG5526_resize1.jpg



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CIMG5632_resize1.jpg

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 プラレールの動力ユニットには、走行時に車輪が空転しないようにオモリが入っています。(駆動力を効率よくレールに伝えるための処置)

 3ヶで約27gあり、ワカサギ用電動リールにとっては、無駄に重いワカサギ竿になるので、ユニット中のオモリを外さなければならないのですが、数種類のギアとスプリングが入っていてこれを再組み上げするのは相応の器用さが要求されますので、再組み上げの自信がない場合は手を付けない方が良いでしょう。

とはいえ、開けないことにはギアの調整が出来ないので製作自体出来ないと言う事になりますか。

説教臭いことは言いません、
自作とは自己責任の遊びなのでご自身で判断して下さい。
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Author:ジーニ助
ワカサギ用電動リールの製作記です。
自己管理用なので参考になるかは分かりませんが、製作の一助になれば幸いです。このプラレールの機構を使用した方法を推奨しているわけではありませんので製作に関しては自己責任で願います。

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